FOR BIGINNER
アルトサックスを始めたい方へ
アルトサックス

楽器の特徴

サックスというのは人の名前だということをご存じでしたか? アドルフ・サックスという人が考え出した、管楽器の中では比較的歴史の新しい楽器です。古典的な曲を吹きたい場合はサックス用のオリジナル曲がないため編曲して演奏することになります。
ほとんどは真ちゅうなどの金属で作られていますが、クラリネット同様一枚リードで発音するので、木管楽器に分類されます。木管楽器の中では最も大きな音が出せ、甘い音から激しく鋭い音まで出すことができ、表現の幅が広く、クラシックだけではなくジャズでも重要な楽器として活躍しています。

ソプラニーノからコントラバスサックスまで種類がありますが、アルトサックスは人間の女性の声に近いといわれ、テナーサックスと共にポピュラーなサックスです。アルトサックスよりさらに高い音域のソプラノサックスは、持ち替えで使われることが多いのですが、サックス四重奏や、ジャズではソロパートを受け持つ重要な役割を果たします。

マウスピース(唄口)やリガチャー(締金)、リードは、サックスを吹く上でたいへん重要な役割を果たします。ある程度吹けるようになってきたら、自分に合ったマウスピースやリガチャー、リードを見つけるようにしましょう。クラシック・ジャズ・フュージョンなどのジャンルの違いや、個人個人の奏法の違い、音の好みの違い等があります。管楽器専門店ダクでは、専門スタッフがいるので初心者の方でも安心してお選びいただけます。

初心者用で10万円位から品質の良い楽器がご紹介できます。売れ筋は20万円台〜40万円台で、その値段帯なら国産品、輸入品の品揃えが豊富でお好みの楽器が選べます。同じランクの楽器でもシルバーメッキやゴールドメッキをかけたモデルは高くなります

購入上の注意

安いからといって中古品に飛びつくと、後で修理代の方が高くかかった、ということになりかねません。中古品を選ぶにはある程度専門知識が必要です。サックスも他の木管楽器と同様、パッド(タンポともいう。音孔をふさぐところ)の調整やキーメカニズムの点検・注油を定期的に行う必要があります。消耗部分も多く、時期がくると交換する必要があります。アフターケアのしっかりした専門店ダクでご購入ください。