FOR BIGINNER
オーボエを始めたい方へ
オーボエ

楽器の特徴

フルートについで古くから使われている2枚リードの木管楽器です。

音色はご存じのように少し鼻にかかったような甘い音色を持ち、昔から多くの作曲家がオーボエの為に美しいソロを作曲しています。現在ではほとんど19世紀に主にフランスで改良されたコンセルヴァトワール・システムが採用されていますが、同じコンセルヴァトワール・システムでもヨーロッパとアメリカではオーボエのタイプが異なり、ヨーロッパの中でも、ドイツとフランスでは流派が少し異なります。それぞれの地方でめざす音が少しずつ異なっていたため、楽器の選び方からリードの削り方までが固有のスタイルを残しているのです。

管体には多くはグラナディラと呼ばれる黒い色をした木が使われます。また、明るい音や柔らかい音色を狙ってキングスウッドやココボロといった赤系や茶系の木も使われます。キーは多くは銀メッキ仕上げですが、金メッキ仕上げのものもあります。

お求め易い価格帯は40万円位から。60万円から120万円位のものが多く使われています。リードは消耗品で、完成リードは一本定価3,000円位が相場です。

購入上の注意

より専門性の高い楽器だけに是非管楽器の専門店で購入しましょう。専門店ダクなら、ひび割れしにくい木の取り扱い方や日頃の手入れの仕方を、購入時に教えてくれます。オーボエは定期的にパッド(タンポともいう。音孔をふさぐところ)の調整やキーメカニズムの点検・注油が必要です。消耗部分の交換や、音程調整も専門知識がないと適切な調整ができません。ダクでは専門スタッフが常に待機しているので安心です。