リコーダーを始めたい方へ
楽器の特徴
「小学校の時やったからよく知っている」と言う方も多いと思いますが、
実は、リコーダーの歴史は古く、ルネッサンズ時代・バロック時代には全盛期を迎えています。ルネッサンスリコーダーはガナッシタイプと呼ばれ、バロック時代のリコーダーと少し違っています。バロック時代には今の形になり、テレマン・バッハ・ヘンデルといった有名作曲家たちがリコーダーのための名曲をたくさん残しました。
古典派・ロマン派の時代には一度忘れ去られた楽器ですが、20世紀初めに復興されてから、当時の音楽を当時の楽器と演奏法で吹きたいという動きが起こり、再び盛んに演奏されるようになりました。
私たちが小学校で習ったリコーダーはソプラノリコーダーにあたり、通常はもう少し大きいアルトリコーダーがよく使われます。
20世紀にドイツで開発されたジャーマン式指使いのリコーダーも有りますが、将来いろいろな曲を高度に吹きこなしていくには、バロック式を選んだ方が良いでしょう。