オーボエ・イングリッシュホルン

リーゾナンス Legater(レガーター)[オーボエ用]
商品仕様
材質 真鍮
サイズ 上側:内径4.9㎜
下側:内径4.0㎜

リードチューブと上管上部の仕組み

 

 

ソケット内の段差に注目

普通の状態でソケットにリードを差し込むと、チューブ下部の内径より上管入口の内径が小さいため、息が上管の入口に当たり、跳ね返ってしまいます。
その跳ね返りが気流の乱れとなり、管内部の共鳴レスポンスを悪くしてしまいます。
そこで、ソケットの中にこのレガーターを入れれば、上部をチューブの出口に近い径にして、下部を上管の入口の内径(4.0㎜)にしているので、息がぶつかる段差が無くなります。
その段差が無くなることで、息の流れがより滑らかになり、音のつながりが良くなることに加えて、オーボエにとってウィークポイントであるCとHの響きも改善します。

 

チューブのサイズについて

お使いのチューブの出口のサイズが、4.9㎜ではないという方もいらっしゃるかと思います。
例えば、Chiarugi 2の出口サイズは4.6㎜です。
すると、結局段差が出来てしまっているから息の流れが悪くなるのではないか、と想像できますが、上部4.6㎜のレガーターよりも、上部4.9㎜のほうが吹奏感が良いという検証結果に基づき、今回製品化しているサイズは全て上部が4.9㎜です。

 

装着する時の注意点

レガーターは上下の穴のサイズが違うため、反対に入れてしまうととても吹奏感が悪くなってしまいます。
正しく装着するために、付属の細い棒にレガーターを通し、その状態でソケット内に落としていただくと、ひっくり返る心配がありません。

 

取り外し時の注意点

取り外すときには、付属の円錐状になっている棒を差し込んで取り出します。
装着したままスワブを通そうとソケット側を下にすると、レガーターが落ちてしまいます。
羽根を使ってリードを抜かないようにするか、スワブを使用する際には必ずレガーターを外してから通すようにしてください。

 

サンプルがございますので、ご来店の上ぜひお試しください。

 

2個入り標準価格2,750円(税込)もございます。