EVENT/CONCERT
2015年07月08日(水)

『from D』コンサートシリーズ 第13回 福川 伸陽/ホルン

内容 ホルンの新しい歴史を切り開き、常に新しいことに挑戦しつづける福川氏の音楽は、聴くものを惹き付けて放しません。その圧倒的なテクニックと音楽性は世界 でも高い評価を得ています。世界が常に注目している福川氏の世界を間近で聴けるチャンスはなかなかありません。ぜひスペースDoで、耳で、目で、心で感じ てください。
開催日 2015年07月08日(水)
会場 スペースDo(ドゥ)管楽器専門店ダク地下

〒169-0073 東京都新宿区百人町2-8-9(管楽器専門店ダク地下)
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アクセス方法:新大久保駅から徒歩約3分

地図
時間 19:00開演(18:30開場)
出演 福川 伸陽(Hr)、三浦 友理枝(Pf)
料金 前売り2,500円/当日3,000円(全席自由)

プログラム

・カサド/親愛の言葉
・ビネリ/ホルンソナタ
・酒井 健治/ホルンとピアノのための「告別」
・ラフマニノフ/チェロソナタ
 ※予告なく変更する場合がございます。予めご了承ください。

 

プロフィール

	
福川 伸陽

福川 伸陽 Nobuaki Fukukawa/ホルン

「福川 伸陽のホルンの響きが聴こえてくると、世界が一瞬にして変化するような気がする。ここではない世界のどこからか、不意に風が吹きわたってくるかのように。」(毎日新聞)
「技のデパート」(音楽の友)
「日本のホルン演奏の歴史を変えたといっても過言ではない」(日本ホルン協会)

2008年、第77回日本音楽コンクール ホルン部門第1位受賞。 ソリストとして、バッハ、モーツァルト、シューマン、リヒャルト・シュトラウス、ブリテン、シャブリエ、サン・サーンス、オリヴァー・ナッセン、ルース・ ギップス(日本初演者)などのホルン協奏曲を小林 研一郎、下野 竜也、沼尻 竜典、手塚 幸紀、梅田 俊明、藤岡 幸夫らの指揮者と、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、N響メンバーによる室内オーケストラ他と共演した。 また東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C バッハからコンテンポラリーへ」などのホルンリサイタルや「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポ ン」をはじめとする室内楽コンサートにも多数出演し、サントリーホール、東京文化会館、東京オペラシティ、東京国際フォーラム、津田ホール、札幌コンサー トホールKitara、大阪NHKホールなど、全国各地で演奏している。

オーケストラ奏者としては、20歳で日本フィルハーモニー交響楽団に入団し、首席奏者として重責を担う。小澤征爾、ヴァレリー・ゲルギエフ、ヘルベルト・ ブロムシュテットなどの世界的指揮者との共演も数多い。現在NHK交響楽団首席ホルン奏者。 ホルンを丸山 勉、故田中 正大、ブルーノ・シュナイダーの各氏に師事。2006年、財団法人アフィニス文化財団の海外研修員として、一年間イギリスへ留学。デヴィッド・パイアット (ロンドン交響楽団首席奏者)、ジョナサン・リプトン(ロンドン交響楽団)の両氏のもとで研鑽を積み、ロンドン交響楽団にも客演した。 洗足学園音楽大学、国立音楽大学、昭和音楽大学の非常勤講師として、後進の指導にもあたっている。

010年 キングレコードよりソロCD「Rhapsody in Horn」リリース。2013年4月にリリースした「ラプソディ・イン・ホルン 弐」は「レコード芸術」(音楽之友社)で特選盤に選ばれた。

三浦 友理枝

三浦 友理枝 Yurie Miura/Piano

1981年東京生まれ。3歳よりヤマハ音楽教室に入会、1993年よりヤマハマスタークラスに在籍。江口 文子、ヴェラ・ゴルノスタエヴァ、浦壁 信二各氏に師事。2005年英国王立音楽院大学課程を首席で卒業。2007年同音楽院・修士課程を首席で修了。クリストファー・エルトン氏に師事。

1995年「第3回ゲッティンゲン国際ショパンコンクール」第1位受賞。これを機にドイツなどでコンサート活動を開始。1999年「第3回マリエンバート 国際ショパンコンクール」最年少で第1位受賞。2001年「第47回マリア・カナルス国際音楽コンクール」ピアノ部門第1位、および金メダル、最年少ファイナリスト賞、カルロス・セブロ特別メダル賞を受賞。2006年9月には「第15回リーズ国際ピアノコンクール」にて特別賞を受賞した。 2002年ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラとの共演でロンドンデビュー。

2004年には国際ショパン協会ウィーン本部の招きでリサイタルを行いウィーンデビュー。同年、ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラと再共演。これまでに、東京フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、群馬交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、大阪交響楽団、京都市交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、広島交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、山形交響楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ロンドン・ソロイスツ室内オーケストラ、カイロ交響楽団など国内外の主要オーケストラと多数共演している。10年には東京オペラシティ主催のリサイタルシリーズ「B→C」に出演し話題となる。「ラ・フォル・ジュルネ」、「仙台クラシックフェスティバル」等の音楽祭にも数多く招かれている。室内楽の分野でも積極的な活動を展開しており、オランダ人ヴァオリニスト、シモーネ・ラムスマとはエルガーのCDをリリース(NAXOS)、イギリス、オランダ等でコンサート・ツアーも行った。また09年には川久保 賜紀(ヴァイオリン)、遠藤 真理(チェロ)とピアノ・トリオを結成、2010年には全国ツアーを行い好評を博す。

「名曲リサイタル」「ベスト オブ クラシック」「クラシック倶楽部」「みんなのショパン」などテレビ、ラジオの出演も数多く、2010年にはFM仙台のクラシック番組で1年間パーソナリティを務めた。2005年、エイベックス・クラシックスよりCDデビュー、2014年4月発売の5枚目のソロアルバム『ミニアチュアーズ』のほか、2005年『印象』、 2007年『エチュード』、2009年『ピアノ協奏曲ト長調 ラヴェル:ピアノ作品集』、同年、川久保 賜紀、遠藤 真理のトリオによる『RAVEL』、2010年『ショパン:24のプレリュード』をリリースしている。『ショパン:24のプレリュード』『ミニアチュアーズ』は「レコード芸術」(音楽之友社)で特選盤に選ばれている。

イベントフォト

福川 伸陽氏による『from D』コンサートシリーズは、大盛況のうちに終了いたしました。このコンサートのキャッチコピーである「最高峰の音楽が最も身近に感じられる空間・・・」の通り、最高峰のホルンとピアノの音楽が堪能できた一日でした。
酒井氏の委嘱作品の超絶技巧、ラフマニノフのチェロソナタ(全楽章!!)をホルンとピアノで美しく素晴らしい表現で、聴衆は福川氏と三浦氏の音楽に酔いしれました。

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